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本日ハ小説ナリ―

…というコトで、タイトルの通りです。
前回が暗~い話でしたので、今回は明るく、ほのぼのといきたいと思います^^

では、説明を…↓
『シュタ×クレア結婚後の設定。…甘い、かと思われます。
 (人様に捧げた物なので、そのような表現が小説内に入っています)』

…読んで下さる方は、下の‘続きを表示’から入って下さい。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 
 日もすっかり沈みきり、静まりかえった牧場内。
 動物達も寝静まっているのか、鳴き声の一つもしない。
 そんな暗闇の中、一カ所だけ煌々と明かりが灯っている場所があった―

『アタタカミ』
 
 「……ぷはぁ。」
 外とは相反する光の中、その牧場の主クレアは一日の疲れを癒すべく、
 湯船につかっていた。
 
 「………。」
 
 外の暗闇を閉まった窓越しに見つめていると、独り身だった頃の寂しさが蘇ってくる。
 就寝前には何回も何回も戸締まりをし、それが終わると冷たいベッドへ足をのばす。
 その感覚が何とも哀しくて、幾度となく泣きそうになった。
 暗闇はそれを思い出させる。
 
 しかし、今、彼女は独り身ではない。
 
 「シュタイナー、中々帰ってこないわね…」
 そう、彼女は谷で有名な大怪盗と、とても可笑しな恋愛をした。
 彼女の一方的な片思いが通じたのか、ある日、
 彼の方から彼女の「愛」を盗みにやって来たのだ。
 二人の挙式は、二人だけで泉で行った。
 一度はウエディングドレス姿の花嫁に憧れた時期もあったのだが、
 今の彼女には二人で暮らせることが何よりの幸せであった。
 結婚後、彼は怪盗から足を洗ったのだが……

 「……何処に行っているのかしら?」

 …どうも、夜の出歩きだけはなおらないようで、
 時々、フラっと何処かへ出かけてはこっそりと帰って来ていた。
 彼女の方も、それには慣れていたのであまり気にしてはいなかった。
 だが、さすがに不安になることもしばしばあったのだが…。

 「まさか、まだ怪盗を続けてるんじゃ…―」
 彼女が思案をめぐらせている最中に、不意に窓の外から物音がした。
 牧場内の動物ではないし、野犬とも違う。
 咄嗟にタオルを巻き直した彼女は、
 近くにあった風呂桶をむんずとつかみ、窓に歩み寄った。
 
 「だ…っ、誰?」
 恐るおそる窓を開けてみたが、外には人影は見あたらなかった。

 ホッとした彼女はそのまま窓に背を向けて湯船に戻ろうとした。
 
 その瞬間、背中に感じた冷たい人肌。
 それは、そのまま彼女を引き寄せ、暖かい胸の中につつみこんだ。

 「フフッ、ただいまクレア。」

 聞き覚えのある声に、驚いて顔を上げる彼女。
 そこには、深みのある緑色の目に、月明かりに輝く銀の髪。
 途端、彼女は絶句した。

 「……驚いているのかい?
  あいかわらず可愛いね、フフッ。」

 「――いっ。」

 「フフッ、なんだい?」

 うつむいて、小さく呟いた彼女の言葉に、彼が聞き返す。

 「…離しなさいっ!
  私は今、裸なのよっ?」

 「大丈夫、もう何回も見てるじゃ―」

 「人様に捧げる小説に、何てことを書かせるつもり?
  それ以上、変なことを喋るとポチをけしかけるわよっ!」

 「うわっ、それは困るなぁ…」

 「分かったら、さっさと離しなさ―」

 「クレア、落ち着いて?」

 「だ…っ、誰のせいで――」
 そこまで言った彼女は項垂れた。
 もう、これ以上言ってもムダだと確信したらしい。

 彼の方は、「フフッ、いい子だね。」と言って彼女の頭を撫でた。

 だが、彼女はすかさず反撃に出た。
 「……ステキな大怪盗…もとい、カッコいい旦那様?」

 「なんだい、美しい乙女…もとい、可愛らしい奥さん?」

 「そろそろ離してくれないかしら?
  体が冷えてきたわ……。」

「じゃあ、僕も一緒に入って温めてあ――」

 「エンリョします。
  でも、暖かい至高のカレーは用意済みだから、先に用意しておいてくれる?
  私は、もう少し浸かってから出るから……。」

 彼女の提案に、少し心が揺れた彼。
 しかし、ここですんなり同意してしまっては面白くない。
 
 「…キス一つで承知するよ。」

 彼の言葉に、目をまん丸にして驚いた彼女。
 言葉の意味をやっと理解したのか、今頃赤くなってきた。
 してやったり、の彼。

 「……バカ。」

 そうは言ったものの、彼女は背伸びをして彼の頬にキスを一つ落とすと、
 ぐいぐいと彼を風呂場から追い出した。

 「ちぇっ…、つれないなぁ、おあずけなんて…。」
 
 そこで、一端「でも…」と切った彼は、
 先程追い出された風呂場の方を向き、不適に微笑んだ。

 「食事の後には、甘いデザートをいただこうかな。」

 そっとそう呟いた彼は、意気揚々と食事の用意を始めたのであった。 
                              【FIN】
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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コメント

うっわぁ・・・・・・・・・・・・
妄想世界に落ちたか腐女子め・・・・・・
イタタ・・・イタタタタ・・・・・イタイイタイイタイ・・・・・・
精神的にキツいわなぁ・・・

それでいいですもんv

やぁゆーたs、いらっしゃいv(超絶スマイル
やっと私の本性を知ったね?(微笑)
まぁ、これを機に覚えておくといいですよ^^
ここはそーいうブログですので。
ま、また来て下さいねv

PS.こちらもリンク貼っちゃっていいんですかね?

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